交流事業の様子をブログの記事から紹介します
8月14日(金)、大阪プール学院の生徒達が、LVMH子どもアート・メゾンと相馬フォロアーチームを訪問してくれました。生徒達は「相馬・プールつながるプロジェクト」のメンバーです。プール学院は、震災直後からずっと継続して東北を、相馬を支援してくれていました。そして、今回は夏休みを機会に現地を視察しようという企画だったそうです。
生徒達は、相馬フォロアーチームの元スタッフで、2012年と2013年に相馬の中学生を「プール学院夏の大阪ご招待」で引率した佐藤保健師に案内されていました。相馬市内の被災地を視察した後、アート・メゾンにも来てくれたのです。相馬フォロアーチームには、2014年度に「大阪ご招待」を引率した今井カウンセラーがいて、思い出話や相馬の子どもの話題、アート・メゾンの見学などで充実した時間を過ごしました。
遠路はるばる、ありがとうございました。
プール学院HP 相馬市訪問(2015年8月)
12月に入り寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?相馬市も寒い日が続き、雪がちらつく日もあります。しかし、相馬は福島県の中では温暖な地域に入るので、雪が積もる日はあまり多くありません。
さて、市内の小中学校は21日に終業式が行われました。長い長い2学 期も終わり、子どもたちは冬休みに入りました。あと数日で待ちに待ったクリスマスです。相馬もクリスマスモードになり、公園などではクリスマスイルミネー ションが光り輝いています。子どもたちに、『サンタに何をお願いしたの?』と聞くと、様々な声が返ってきますが、みんな大変楽しみにしています。
先日、一足早くクリスマスプレゼントを持って、サ ンタクロースが小学校に来ました。サンタクロースが持って来てくれたクリスマスプレゼントは、リンゴです!しかも、ただのリンゴではなく“絆”という文字 が入った、“絆”リンゴでした。突然のサンタの訪問に子どもたちは、大喜びでした。また、サンタと一緒に魔女も来てくれました。魔女がリンゴを配りなが
ら、『これは毒リンゴではありません。おいしいリンゴです。』と言うと、子どもたちや先生方は笑顔を見せ、楽しいクリスマスイベントになりました。
皆様も楽しいクリスマスをお送りくださいね。メリークリスマス。
当法人の理事である東京大学医科学研究所の上昌広先生のお誘いを受け、「現場からの医療改革推進協議会 第七回シンポジウム」にて相馬フォロアーチームの活動と被災地における心理支援の現状について報告してきました。
立谷相馬市長の後の発表で大変緊張しましたが、いつもフォロアーチームとして心がけていることを伝え、普段取り組んでいるあたり前の活動について、自分なりに丁寧に説明ができたと思います。
終了後は、興味を持っていただいたフロアーの方から質問をして頂きました。3.11のような大規模災害が発生すると「PTSD」という言葉ばかりが独り歩きして、問題ばかりをあげつらいがちです。私たちフォロアーチームとしては、個々の努力や頑張りに注目してお手伝いをしていきたいと思います。
貴重な機会を頂きましたことを感謝いたします。 (吉)
いつもご支援をいただいているプール学院の「プール・相馬つながるプロジェクト」の一環としてプール学院の子ども達と相馬の子ども達の交流が実現し、「夏の大阪ご招待」の企画に同行しました。
仙台空港より1時間20分で大阪伊丹空港へ。意外と近いことにビックリ!!
震災直後の昨年5月にプール学院の先生方が相馬市に缶詰や献金を持って来てくれた時は車で新潟経由で12時間かかったそうです。(遠路はるばる相馬市のためにありがたいです。)
今回の旅の概要は、大阪観光と学校が関係する教会が主催する青少年キャンプに参加すること。
連日気温が35度以上という猛暑が続く大阪はとにかく「暑かった」でも大阪の人たちは人情も厚かった。市内観光ではプール学院の生徒さんたちが私たちのために心斎橋や道頓堀、ジャニーズショップやユニバ(大阪の人たちはユニバーサルスタジオをユニバと言います)などに連れて行ってくれたり、夜にはたこ焼きパーティをして歓迎してくれました。みなさんとすぐに仲良くなれました。
青少年キャンプではキャンプファイヤーの時に主教さま(正 教会、聖公会における最高聖職者です)が「東北の人々が幸福に暮らすこと出来ます様に私たちはお祈りを捧げています」と言ってくださいました。
この出会いに感謝し、これからも被災した子どもたちの心のケアのために誠意をもって努めようと決意を新たにしました。
(佐)