相馬フォロアーチームの活動拠点 LVMH子どもアート・メゾン 


理事長あいさつ

 新型コロナウィルスが世界的に蔓延しています。その感染を防止するために、世界規模で実施されました規制の合い言葉「行くな、来るな、集まるな」。この規制の生み出した閉塞感は、これからの社会の在り方にどう影響を及ぼしてくるのでしょうか。
 いつまで続くか分からない学校の休業や登校の規制。子どもたちはどのような心理状態で対応しているのでしょうか。ひたすら家の中にとどまることのもたらす不安は、さらに増強させてはいないでしょうか。
 お母さん方に聞いてみますと、「子どもたちは、学校からの課題を必死になってやり遂げようとがんばっていますよ。」と返ってきました。子どもたちのひたむきで純粋な行動に微笑ましくさえなりました。
 「コロナうつ」という言葉をマスコミが使い始めました。まだ、表面化してはいませんが、今後、カウンセリングの必要な子どもや保護者が出てくるかもしれません。
 震災被災への対応として生まれた相馬フォロアーチームですが、ここで大きく対応の対象が広がってくると考えます。
 今後とも皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。

 

 令和2年5月

                                                                         理事長 羽根田万通


事務所移転のお知らせ(R1.10.28)

 台風19号,そして21号よる水害で被災された方々には心からお見舞い申し上げますとともに,一日も早い復興をお祈り申し上げます。

 NPO法人相馬フォロアーチームはLVMH子どもアート・メゾンにて活動をしておりましたが,施設が被災し現在閉館となっております。新しく「相馬愛育園」に事務所を移転しました。引き続きご利用ください。お問い合わせ先が変更になりましたので下記をご確認ください。

 

〈お問い合わせ先〉

〒976-0037 相馬市中野字清水172-2

電話:080-2831-5754

mail:sft@soma-ft.org

※つながらない場合は着信履歴を見て折り返しご連絡いたします。

※緊急時以外のご連絡は,土日祝日は対応致しかねます。

 

〈アクセス方法〉相馬市役所より車で約5分。市役所から国道115号を通り西に向かいます。突き当たりの交差点を左折し清水橋を渡ると右手に「相馬愛育園」の看板が見えます。看板の通りに道を進むと施設が見えます。


「スタッフのコラム」を更新しました!(R2.7.29)

専門用語の誤用?

 

 心理学(精神医学)の専門用語の中には、本来とは違った意味で、広く一般に使用されているものがあります。それは誤用と言えるものですが、今回その中の二つについて触れてみたいと思います。

 まず、『精神年齢』という用語ですが、一般的には会話の中で「私は精神年齢が低いの…てへっ」という使われ方をするようです。これは、私は年齢の割に(性格などが)幼いという意味で使っています。だからと言って、決してネガティブなものではなく、むしろ真逆で、暗に「だから魅力的でしょ」とアピールする感があるようなものです。これは、個人的な意見に過ぎないかも知れませんが。

それでは『精神年齢』とは何かと言えば、1908年にフランスのビネーという人が知能検査を作る際に、生活年齢(実年齢)に比し、どの程度の年齢レベルにあるかで知能(IQ)を算出するようにしました。その到達している年齢レベルを『精神年齢』としたのです。本当は知能年齢というものなのですが、元の『mental age』を日本語に訳す際『精神年齢』としたことが,誤用を生んだとも言えます。心理学的には,『精神年齢』と『知能』はイコールなので、「私は精神年齢が低い」というのは、心理学的にはどういう意味合いになるか、皆さんおわかりかと思います。

 

また、『トラウマ』という語があります。もとはギリシア語の『傷』という意味で、それが『心(精神)的外傷』という意味になり、現在に至ります。本来は、『死にそうな体験をしたり、目の前で誰かの死を目撃したりする』ような重みのある意味合いの用語です。それが、「シメサバに当たってトラウマになっちゃったよ」「あの映画チョーこわくてマジトラウマ」というふうに軽く使われることが多々あるようです。たとえば「悪くなったシメサバ食べて、当たってお腹こわしてひどい目にあったから、もうシメサバなんか見るのも嫌」という意味でしょうが、それを『トラウマ』と一言で説明できる便利な単語として、利用されやすくなっているのでしょう。

 

言葉は使われているうちに、また時代とともに意味内容も変化することがあります。私は、このような言葉を聞くにつけ、内心で「それは本当の意味では…」と思わなくもありません。それでも、別に専門用語として使っているわけじゃなし、目くじらを立てるほどのことでもないなと、スルーしているのが現状です。

   情野


「スタッフのコラム」を更新しました!(R2.6.2)

 

「会う」のすばらしさとは?

 

 新型コロナウイルス感染拡大予防の為,外出自粛の生活が続いていましたね。巷ではオンライン飲み会というものが流行るなど,様々なコミュニケーションツールを駆使して,離れていても人と繋がり時間を共にすることが可能になりました。私も自然にSNSアプリを利用する機会が増えたのですが,その中で面白いツイートを目にしました。臨床心理学者の東畑開人氏のツイートです。以下に引用します。

−「会う」が制限されている昨今,ならば「会う」とは何かと思って語源を調べると「encounter」は「敵とでくわす」という意味だそう。だから人と会わなくて楽という声には一理ある。モンスターが出現しないRPGみたいなものだ。そして,敵なのに仲良くなるところに,「会う」のすばらしさがあるのかもしれない

 

「会う」のすばらしさとは一体何でしょうか。

 学校では,先生たちが,久しぶりの登校日にクラスメイトに会って笑顔で帰っていった児童・生徒たちを見てほっとしたと話しました。「ソーシャルディスタンスを守りながらも,人と会話をして,交流をして帰ってほしい」と声をかけていました。

 一人暮らしの私は,休み明けに知り合いに会うと何だかほっとしました。そして,プライベートでは,オンライン飲み会に誘われて何度か参加しましたが,どちらかといったら直接会ってざっくばらんに話しながら嗜むお酒の方が美味しいと感じました(笑)。もちろんオンライン上で友人に会えたのは嬉しかったですが。

 

 様々なコミュニケーションツールで「会う」ことが簡単になりました。この便利さは,情報化社会の産物なのでしょう。しかし,直接「会う」ことの奥深さも忘れてはならないと思います。直接「会う」ことは,良い面しかない!と言っているわけではありません。「会う」ことが制限されている今だからこそ,「会う」ということを改めて考えてみるのもいいかもしれません。

                                                                                                                城戸

 


「スタッフのコラム」を更新しました!(R2.5.1)

 

 

 

「行動経済学について」

 

 

 

 初めに言っておくのですが、私は経済学の素人です。しかも文系です。

 

 行動経済学は単純な損得で人間が買い物をするのではなく、数字の他にも感情的な揺れ動きが経済活動に影響しているとするものです。ちょっと心理学っぽいですね。

 

 例えば、最近よく見かけるスマホ決済をした際、買い物をして「10回に1回全額返金!」と「1割引」の広告が並んでいたとして、どちらがお得だと感じるでしょう。結論を言うとどらも同じ内容なのですが、買い手が受ける印象は変わると思います。この印象の違いが消費活動に影響します。

 

 最近は「ポイント10倍」とか「3000円以上お買い上げで200円引きクーポン進呈」とか、お店側が色々と広告を作りますが、実際は通常の支払いと比べてどれくらいお得になっているのでしょうか。

 

 日本語には「もったいない」といった言葉があり、質素倹約が美徳とされる文化があります。一説には徳川家康の時代からこの風潮が顕著になったとの話もありますので、日本人は節約が好きなのかもしれません。しかし節約をすることと、必要なものを我慢することは違います。

 キャッシュレス化が進む現代で、お金の動きを把握し、自分に合った買い物をする能力は今後ますます必要となるかもしれません。

 

守屋

 


相馬フォロアーチームのパンフレットが出来ました!!

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リーフレット表面.pdf
PDFファイル 450.0 KB
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リーフレット裏面.pdf
PDFファイル 366.7 KB

フォロアーチームの様子

事務所便り(ブログ)は こちら