この施設は、フランスを本拠地とする世界的高級ブランドグループのLVMHモエヘネシー・ルイ ヴィトン・グループから提供された整備資金で建設され、建築設計には世界的建築家の坂茂さんが携わっています。
将来を担う子どもたちが健やかに成長するための活動の場として活用されます。
東日本大震災により生じた子どもたちの心理的ショックを和らげるための心理的なケア活動を行っているNPO法人相馬フォロアーチーム(羽根田万通理事長)の活動拠点として利用されるほか、絵本閲覧室、相談室、研修室、読み聞かせコーナーなどを備え、子どもたちの情操教育や芸術活動を支援します。
平成25年4月15日(月) 当地で LVMH子どもアートメゾンの起工式(安全祈願祭) が行
われました
平成26年3月31日(月) 市民会館大ホールで プレオープンセレモニー が
行われました
平成26年7月2日(水) 当地で オープンニング・セレモニー が行われました
【LVMH子どもアート・メゾン概要】
●構造:木造2階建、延床面積291.48㎡(1階245.24㎡、2階46.24㎡)
●屋根:太陽光発電システム(11.16kw/h)、蓄電システム(14.40kw)
●敷地:1,531㎡、敷地内に駐車場(12台)、他に第二(13台)第三(11台)駐車場あり
●主な設備:
(1階)絵本閲覧室、相談室、トイレ、多目的研修室、事務室、壁面菜園、中庭
(2階)読み聞かせスペース
●開館:毎日、9時~18時 休館日(12月29日~1月3日)
●住所等:〒976-0042 福島県相馬市中村二丁目2-15 ℡ 0244-26-7415
連絡先:相馬市教育委員会生涯学習課 ℡ 0244-26-7415
〒976-0042 福島県相馬市中村2丁目2−15
LVMH子どもアート・メゾン ℡0244-26-7415
相馬フォロアーチーム
℡0244-35-6200 Fax0244-35-6215 E-mail:sft@soma-ft.org
JR常磐線相馬駅より徒歩5分、福島交通 相馬営業所より徒歩7分
エントランスホール
LVMH子どもアート・メゾンの西側です。
南と北に入口があります。
南:相馬フォロアーチーム事務室
多目的研修室 への入口です
北:図書閲覧室 への入口です
中庭
南側は跳ね上げドア、東側と北側は観音開きでフルオープンになります。
北側屋根には太陽光発電約11kw/hのパネルが設置され、蓄電14.4kwの設備もあって、日常の電力使用と共に災害時の停電にも対応します。
事務室
相馬フォロアーチームが使わせていただいています。紙管と和紙でできたアーチ状の間仕切りで区切られたスペースです。
多目的研修室
主に団体での活動に活用されています。
キッチンも利用できます。
利用希望の方は相馬市教育委員会生涯課
℡ 0244-37-2187 までご相談を(無料)
相談室
相馬フォロアーチームのカウンセラーが
カウンセリング等に使っています。
相談ご希望の方は相馬フォロアーチーム
℡ 0244-35-6200 でご予約を(無料)
絵本閲覧スペース
絵本の図書室、ほぼ全てが新しい絵本で、図書館流通センター、児童書出版各社等、多くの方から寄贈されたものです。
岐阜県大垣東高校の生徒さんが作成し送ってくださった 手作りの絵本 もあります。
2階読み聞かせスペース
絵本閲覧スペースの2階(ロフト)は、カーペットが敷いてあって、座って絵本が読めるようになっています。
テラス
東側入口はテラスになっています。ここを開けると、西側エントランス、中庭と素通しになり、東西に風が吹き抜けます。
坂設計事務所により研修室南面の野菜棚に緑が飾られました。昨年7月のオープニング当初の緑は、水耕栽培、水の循環と温度管理等、複雑な仕組みで不調でした。今回は、常緑の観葉植物、タイマーによる掛け流しの給水等、単純な仕組みです。緑のカーテン、植物園の一画のようで、長く目を楽しませてくれることでしょう。