気温の差が激しい日が続いていますが、元気にお過ごしでしょうか?
1年生の生活科の授業では、夏の自然を探しに校庭に出ました。1年生は額に汗かきながら、夏の植物や昆虫探しに夢中でした。女の子は、担任の先生にササノハ船の作り方を教えてもらい、水たまりに浮かべていました。バッタや蛙を発見した男の子たちは、みんなで追いかけていました。
ひとりの男の子が私のところにかけより、『先生見て』と小さな手のひらをさし出しました。手のひらには、ダンゴ虫が1匹、小さな体を丸めてそこにいました。『先生、あげる』と言い、ダンゴ虫を私の手の中においてくれました。「ありがとう
ね。でも、かわいそうだから帰してあげようか」と言うと、『うん』とうなずき、私の手のひらから丸くなったダンゴ虫を取り、草むらに帰してあげました。 『ダンゴ虫さん、さようなら』。ダンゴ虫は、ゆっくりと草むらの中に戻っていきました。
普段目にしているような草花や昆虫でも、じっと見つめるといろいろなことがわかります。子どもたちは、たくさんの自然に触れ、充実した顔で教室に帰っていきました。
(島)